真昼の星

夢咲く舞台に輝け私

【剣盾シングルシーズン4】運だけグッドスタッフ【最終10位】

ポケモン剣盾シーズン4で使用して、最終10位を獲ることができた。
今期は初めてサブロムを作り、2ROMで潜っていた。
サブロムがあると爆死したときのリカバリが効くことで心の余裕が生まれるのがとても良いと感じた。

kasmi utako 最終10位
くろもちぃ 最終63位

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ドラパルト 193-140-127-120-86-181
ミミッキュ 131-142-100-*-125-162
カビゴン 235-176-114-*-130-56
トゲキッス 161-*-115-172-135-145
ドリュウズ 185-187-81-*-85-154
ラプラス 211-94-132-143-116-82

コンセプト

パーティ面子、アイテム、配分を見ただけで何をしたいかはっきり分かる構築

構築経緯

ふゆのさんのyoutubeアーカイブを見て、5世代の対面構築を彷彿とさせるスマートな並びに惹かれたため、構築を真似たところからスタートした。
原案の段階で高い完成度で構築がまとまっていたため、ランクマッチに潜って環境の移ろいを見ながら少しずつ微調整を加え、最終日までにカビゴン以外の5体は型が固まった。
カビゴンはシーズン序盤に「のろい」+「ねむる」+「DDラリアット」の型で使うことでミラー構築に有利を取っていたが、終盤は同じ型のカビゴンが増加してしまい、同速勝負になる局面が頻発した。
また、トゲキッスの型を変えたことで「あくび」を抜ける方法がなくなったり、終盤増加していたナットレイ+ロトム+フェアリーのタイプ受けの並びがとても重たかった。
上記の課題と従来任せていたミラー構築への回答を捜していたところ、おかゆさんが前期に使用していた「ラムのみ」持ちカビゴンが全ての要素を満たしていたため、最終日に採用したところ見事にハマってくれた。

個別解説

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ドラパルト@たべのこし
193-140-127-120-85-181
すりぬけ
ドラゴンアロー たたりめ おにび みがわり

アーマーガアやナットレイ絡みのサイクル、タイプ・ヌル入り、カビゴン入りへのクッションとして選出していた。
両刀にすることで「とつげきチョッキ」持ちへの遂行が速い。
トゲキッスの苦手とするロトム、ストリンダー、ドリュウズがドラパルトと撃ちあってくれる局面が多いため、トゲキッスの一貫を狙いやすい。
カビゴンは「のろい」+「リサイクル」だと逆に起点になってしまうため、処理ルートは別で用意しておく必要がある。

特殊技を受ける盤面が少なかったため、「たたりめ」、「ドラゴンアロー」の火力を落とさないために性格は「むじゃき」にした。

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ミミッキュ@いのちのたま
131-142-100-*-125-162
ばけのかわ
じゃれつく ゴーストダイブ かげうち つるぎのまい

攻めの強い構築に対してのストッパーとして選出していた。
主にラプラスに対して切られたダイマックスポケモンへのストッパーとして機能することが多い。
「ラムのみ」持ちカビゴンとの組み合わせだと「みがわり」を持っていることが多いが、従来の初手カビゴンで先行ダイマックスから逃げ切る運用を考えていないため、型の汎用性を重視した。

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カビゴン@ラムのみ
235-176-114-*-130-56
あついしぼう
じばく ばかぢから アイアンヘッド DDラリアット

ミラー構築、タイプ受けサイクル、あくび展開が見えた場合に選出した。
本家の構築は初手にダイマックスを切ってアドバンテージを稼ぎつつ逃げ切る展開だったが、型が認知されていることで初手に置いた場合は警戒されると思ったため、裏から出すようにしていた。
「ダイナックル」を連打することでナットレイカビゴンを崩しにいける点が強力だった。
ラプラスと共通してナットレイを呼ぶため、どちらかでナットレイを倒すことでタイプ受けサイクルに対して一貫を取ることができた。

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トゲキッスこだわりスカーフ
161-*-115-172-135-145
てんのめぐみ
エアスラッシュ マジカルシャイン だいもんじ トリック

カビゴン、アーマーガア、ピクシーといった詰ませてくるポケモンの機能停止やコンボ構築の展開を阻害するために「こだわりスカーフ」+「トリック」で採用した。
終盤は受け回しや詰ませてくるポケモンが多かったために選出率も高くなった。
初手に繰り出して耐久の薄いポケモンと対峙した場合に、6割で一方的に有利な展開に持ち込めるのが凶悪だった。
かえんほうしゃ」によって火力が足りずに落とした対戦が多かったため、「だいもんじ」を採用した。

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ドリュウズ@きあいのたすき
185-187-81-*-85-154
すなかき
じしん アイアンヘッド いわなだれ つるぎのまい

バンギラスドリュウズ、パッチラゴン、ギャラドス等が攻めの強いポケモンが多く入った構築へのストッパー、ニンフィア+アーマーガアへの崩しとして選出していた。
対アーマーガア用に「ダイロック」の火力が欲しかったため、「がんせきふうじ」ではなく「いわなだれ」を採用した。
いわなだれ」はアーマーガア入りへの勝率を少しでも上げるために採用したが、怯みを狙う場面は一度もなかったので「ロックブラスト」の方が有用かもしれない。
構築迷走期は「つのドリル」を採用して、ラプラスドリュウズで一撃技を連打していた。

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ラプラスとつげきチョッキ
211-94-132-143-116-82
ちょすい
うたかたのアリア フリーズドライ こおりのつぶて ぜったいれいど

ダイマックスを切らなくても多くの対面に勝てる性能の高さが魅力だと感じてBCベースに「とつげきチョッキ」を持たせていた。
Bに厚く振って「こおりのつぶて」を持たせることで、「きあいのたすき」持ちギルガルドに高確率で対面に勝つことができた。
パッチラゴン、ヒヒダルマバンギラス、モスノウ、ネギガナイトといった露骨にラプラスの対策をしているポケモンがいなければ積極的に初手に投げていた。
また、ミロカロスラプラスアシレーヌがいた場合はできる限り選出していた。

相手のダイマックスを誘発するポケモンで、初手対面からダイマックスされることが非常に多かったため、裏のミミッキュダイマックスポケモンを止めて3匹目で勝ち切る展開になりやすかった。
このポケモンの初手ダイマックスは対策されていると考え、初手ダイマックスは選択しないようにしていた。

ぜったいれいど」は遂行速度の遅いポケモンに対して3~4発程度撃てるため、きつい受け回し相手に対しては当てることを前提にプランを組み立てていた。

最終日に要所で「ぜったいれいど」を2連続で当ててくれたりと上振れたときのパワーが凄まじかった。
(最終日の一撃技上振れアピールを自分自身の手で書く日が来るとは夢にも思っていなかった。)

H-B

選出

ある程度選出がまとまっていたのは上記の構築で、その他の構築には柔軟に選出を決めていた。

トゲキッス + ドラパルト + カビゴン

ギルガルドラプラスのいないミラー構築への選出

ラプラス + ミミッキュ + カビゴン

ギルガルドラプラスの入ったミラー構築への選出

ドラパルト、トゲキッスラプラスから2匹 + カビゴン

ナットレイ入りの受け回しに対しての選出

トゲキッス + ドラパルト + ラプラスorドリュウズ

アーマーガア入りに対しての選出

所感

良くも悪くも命中不安定技や一撃必殺技、ひるみを狙いに行く局面がどうしても発生するため、運による振れ幅が大きい構築だった。
終盤はミラー構築、ナットレイ絡みのタイプ受けサイクル、ピクシー、カビゴン、アーマーガア等を並べて詰ませてくる並びが非常に多く、如何にこれらに対して勝率を取れるかが鍵だったと思う。
カビゴンの型を変更する前はナットレイ入りに毎回ボコられていたため、そのまま使っていたらここまでランクを上げることは出来なかった。

カビゴンの処理ルートが安定しておらず、「のろい」持ちに先に展開された場合の対応が辛かった。
また、ウインディガオガエン、エースバーンといった物理の炎タイプが重く、ラプラスで対面処理させてもらえないときは厳しい展開を強いられた。
ヒヒダルマも面倒だがラプラスカビゴンとドラパルト、トゲキッスを使って択で誤魔化したり、ドリュウズミミッキュの対面処理でどうにかしていた。

切断バグによってまともな最終日にならないと危惧していたが、幸いにも切断バグの被害に遭うことはなかった。

前期は最終2桁すら載せられず悔しい結果で終わってしまったが、今期は挽回することができて安心している。

参考

ふゆのさんのアーカイブ

www.youtube.com

おかゆさんのシーズン3使用構築

okayu0-10.hatenablog.com

5世代対面構築

dogura.hatenadiary.org