真昼の星

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【剣盾シングルシーズン28】ランドバドザシ展開2【最終5位 2103】

剣盾シングルシーズン28で使用して、以下の結果を残すことができた。
TN:まひるいも 最終2103 5位

f:id:YinYangpoke:20220404220120j:plain

ザシアン  197-242-136-*-136-172
黒バドレックス 185-*-125-232-121-174
サンダー   197-*-150-146-110-120
ランドロス 165-185-122-*-101-157
ポリゴン2   191-90-156-125-115-82
ガマゲロゲ   181-*-95-150-95-126

前期構築をベースに改善を図った。
yinyangpoke.hatenablog.com

構築経緯

「霊ランドロス+ザシアン+黒バドレックス」は単なる初見殺しに留まらない性能を有しているが、そう思われてなさそうだったのと終盤環境で「ザシアン+カイオーガ」が非常に多いことから今期も十分に戦っていけると判断して「ザシアン+黒バドレックス」を引き続き採用した。
当然初手ランドロス投げをケアされる展開は増えると予想し、ザシアンと黒バドレックスをメタモン入りにも初手投げできる選択肢を用意すべくサンダーとポリゴン2をそれぞれ採用した。
「いのちのたま」持ちエースバーンは強いものの、選出した時点で「ステルスロック+ザシアン+黒バドレックス」の動かし方ができなくなることや、初手イベルタルにザシアン引き非考慮で「ダイアーク」を撃たれて数的不利を取られる展開にムカついたため、「いのちのたま」を強く扱え、「ステルスロック」を覚え、イベルタルの「ダイアーク」を耐えることができるガマゲロゲを採用した。

個別解説

f:id:YinYangpoke:20220302182855p:plainザシアン@くちたけん
197-242-136-*-136-172
きょじゅうざん インファイト ワイルドボルト でんこうせっか

今期も最強のポケモンだった。
「ホウオウ+ナットレイ」のどちらにも打点を持っており、基本的にタイプ受けサイクルを苦にしないのが良い。
「アッキのみ」持ちサンダーはガマゲロゲや黒バドレックスを投げて処理していたので、「じゃれつく」がなくて困る場面は殆どなかった。
ザシアンミラーのS勝負に勝つことはないが、「ステルスロック+きょじゅうざん+でんこうせっか」である程度勝つことができたのであまり気にならなかった。
黒バドレックスのSを落としたので、ザシアンもSを落として耐久に回した。

f:id:YinYangpoke:20220302182701p:plainバドレックス@こだわりスカーフ
185-*-125-232-121-174
アストラルビット みらいよち ドレインキッス トリック

対ザシアン性能が魅力的な伝説枠。
イベルタルカイオーガと比較し、ダイマックスへの依存度があまり高くない点が大きな強みだと感じる。
「みらいよち」と「トリック」の崩し性能が高く、サイクル構築は「ステルスロック+ザシアン+黒バドレックス」でほぼ崩せた。
カイオーガやホウオウへの勝率を高めたり、ラッキーやハピナスを後投げしてくる謎人類に対抗するために「みらいよち」を「サイコショック」に変更しても良いと思う。
ザシアンと撃ち合う場面が多かったことからA242ザシアンの「きょじゅうざん」を上4つ切って耐えるまでBに回してCSを削った。
甘えていることは承知しており最終日も1回「きょじゅうざん」に貫かれてしまったが、削れるところがないので悩みどころ。

f:id:YinYangpoke:20220302182906p:plainランドロス@きあいのたすき
165-185-122-*-101-157
じならし がんせきふうじ じばく ステルスロック

対「ザシアン+カイオーガ」決戦兵器。
ぜったいれいどカイオーガに受け身になって負けるのが嫌だったので引き続き採用、中身がバレていようが「ザシアン+カイオーガ」には初手投げして8割以上勝ってたと思う。
勿論動きを対策している相手に初手を合わせられると不利な展開になるため、前期ほど選出や初手投げをしなかった。
対サイクル構築に後投げすると「いのちのたま」持ちを嫌ってダイマックスを切ってもらえる展開が度々あった、型の匿名性は正義。

f:id:YinYangpoke:20220404220819p:plainサンダー@ゴツゴツメット
せいでんき
197-*-150-146-110-120
ぼうふう ボルトチェンジ ねっぷう はねやすめ

終盤まで「アッキのみ」で回していたが、ザシアンへ投げた後に特殊伝説に引かれるだけで腐ってあまり強さを感じられなかったので、コピーザシアンを削って黒バドレックスで切り返しに行けるように「ゴツゴツメット」で採用した。
ゴツゴツメット」の削りによって、メタモン入りにザシアンを初手投げして合わせられても「せいでんき×2+黒バドレックス同速」まで考慮すると約75%でメタモンを処理できるので、メタモン入りに選出の言い訳ができて良かったと思う。
「ねっぷう」は終盤増えていたナットレイへの打点だが、環境に合わせてチューニングすればいいと思う。

f:id:YinYangpoke:20220404220829p:plainポリゴン2しんかのきせき
アナライズ
191-90-156-125-115-82
れいとうビーム イカサマ まるくなる じこさいせい

コピー黒バドレックス、ジガルデ、ミラーに対抗できる枠として採用した。
「ダイアーク」で黒バドレックスと撃ち合うケースを想定した個体値AV。
ダイマックス後のD振りジガルデに対して火力不足で負けたことがあったのでアナライズ。
「まるくなる」はジガルデへの耐性強化のほか、ミラーでザシアンに「インファイト」を押させて黒バドレックスを合わせる選択肢を取れることが強い。
重要な役割を担っているが、「ザシアン+黒バドレックス」の同時選出との相性が悪いので可能な限り選出したくない。
後は単純に自分の使い方が下手で選出した時の勝率がそこまで良くなかった。

f:id:YinYangpoke:20220404220839p:plainガマゲロゲ@いのちのたま
すいすい
181-*-95-150-95-126
ハイドロポンプ だいちのちから くさむすび ステルスロック

「いのちのたま」持ちアタッカー兼「ステルスロック」撒き要員。
イベルタルと撃ち合ってくれると50%弱で「いのちのたま」持ちイベルタルと相打ちを取れ、相打ちにならなくてもミリまで削れるのでその後に黒バドレックスを通す展開を作ることができる。
イベルタル以外と撃ち合って後発ダイマックスの展開になっても、雨状態でザシアンに引けば全ての動きに対応することができた。
「アッキのみ」持ちサンダーや「いかく」で誤魔化そうとする動きが散見されたので特殊型は良く刺さっていたと思う。
1体持って行った後に「ステルスロック」を撒けるため、メタモン入りに「ザシアン+黒バドレックス」を投げたいときに霊ランドロスを強制されないのが良かった。

所感

最終日の勘が冴えわたっていて魂込めた択をたくさん通したので、2100に乗せたものの黒バドレックスの化けの皮が剥がれているような気はした。
それでも詰むような相手は見当たらなかったので個人的に構築の完成度には満足、伝説枠2枚で崩し範囲を極限まで広げているのが選出の汎用性に繋がっているように思う。
ポリゴン2以外はカスタマイズ性のあるポケモンで固まっているため、「いのちのたま」を霊ランドロスやサンダーに移したり、対カイオーガを「ちょすい」ガマゲロゲでの対策にシフトしたり、黒バドレックスを「きあいのたすき」に変えたりと型の匿名性で遊べそうな並びになっているので開拓してみてほしい。
TNの由来はアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライトまひる芋より。神アニメなのでオタクの皆さんには是非ともお勧めしたい。

Special Thanks

  • 構築のレンタル作成してくれたしざよさん
  • 最終日応援してくれた窓のみんな